ハステロイ・インコネル・チタンなどの難削材の旋盤加工のポイント!

まずは、「旋盤加工屋が徹底解説!ステンレス旋盤加工の難しさ」をご覧ください!

ハステロイ・インコネル・チタンなどの難削材の旋盤加工のポイント!

「ステンレス精密旋盤加工.COM」を運営する中川鉄工株式会社では、加工を行う材質においても差別化を図っており、多くの旋盤加工屋が 敬遠する もしくは 加工不可としている材質の加工も社内で行っています。チタン・ハステロイ・インコネルという材質は、鋼材の中でも固い材質で加工における切削性が悪く、加工プログラムを組んでも、その通りに加工を行うことが難しい製品群となります。

例えば、工具の送り速度一つとっても、鉄やSUS材等と同じ速度で加工を行う様にすると、形状が充分に出ないことがあります。つまり、NC旋盤等、数値制御による加工を行う以外にも工具の選定・送り速度とのバランス等充分注意をしなければなりません。その点、当社では材質における特性並びに加工における条件だしに精通していることからお客様の求める製品の提供が可能となっています。

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ハステロイ・インコネル・チタンなどの難削材加工における考え方はこちら>>>
(見積りご依頼の前にはぜひご覧ください。)

ステンレス精密旋盤加工.COMで使用するチタン・ハステロイ・インコネルの加工を行う主な設備

精密旋盤・薄肉旋盤加工
NC普通旋盤
精密旋盤・薄肉旋盤加工
NC普通旋盤
精密旋盤・薄肉旋盤加工
NC旋盤

チタン・インコネル・ハステロイ加工に代表される難削材加工のニーズ

当社が得意とする、チタン・インコネル・ハステロイといった各種難削材というのは、昨今、ニーズの高まりを見せています。これら材質は、材料単価が高いものとなりますので、それ相応の用途でなければまず使用されることがありません。その用途というのが高温環境や、特殊な液体(浸食性のある液体)の中で使用するものなどを指します。具体的には、エネルギー関連の設備で数百度にも上がる様な高温の環境であったり、粉体機械・医薬品機械などの製造で使用する装置の液体などでSUS304、316、316Lでは耐食性が十分でない環境で使用されます。つまり、非常に特殊な環境となる場面が多く、高単価の材質を使用しても充分な価値を出すことができる製品群となります。以下では、当社の取り扱い可能な材質について紹介しています。形状によっては、治具の製作等も必要となりますので、検討中の加工品が御座いましたら、まずはご相談ください。
ハステロイとは、耐食性および耐熱性を高めたニッケル合金です。通常輸入材の為、 アロイ20・アロイB2・アロイC22・アロイC276・アロイ22CB3といった名称で呼ばれています。

ハステロイ・インコネル・チタン加工に関する対応可能材質

材質カテゴリー材質の詳細名称
チタン純チタン・64チタン
ハステロイアロイ20・アロイB2・アロイC22・アロイC276・アロイ22CB3
インコネルインコネル600・625・750
NAS材NAS254N

 

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